漫画版『風の谷のナウシカ』超絶面白い!!

こんばんは!たじです。

今日はおすすめされて読んだ、風の谷のナウシカについてお話しします。みなさん、映画風の谷のナウシカと、漫画風の谷のナウシカがあるってご存知でしたか?

映画は見たことある方が多いと思いますが、漫画は読んだことないん人もいるんじゃないですかね?ちなみに僕は漫画があるなんて全く知りませんでした。1~7巻の漫画なので読み終えるのにはそんなに時間はかかりませんよ。

漫画版

映画観たことあるよ〜!って方残念!映画と漫画全く内容が違います!読んだ感想は、『めちゃくちゃおもろい!』でした。

「これ今の時代に書かれたんじゃないいん?」て感じ。1994年に書き終えられた作品なのですが、今の時代を予言しているような内容。ぜひ気になる方は読んでみてください。

どんな内容なのか?

気になる方もいらっしゃると思うので今日は漫画バージョン風の谷のナウシカの中身簡単にお話しします。とてもじゃないけど、深過ぎて全部は話せません。全く知らずに、漫画読みたい方はここでブログを閉じてしまって構いません。

このブログを読んだ後でも、十分楽しめると思うのでブログを読んだ後、漫画を読んでも構いません。できればそのほうが嬉しいかな。笑

それではいきましょう

舞台は科学技術が発展を遂げ過ぎた後の地球。人類はそれまで地球環境を破壊したり、資源を奪い合ったりとそれは悲惨な状況でした。そんな時ついに人類は「火の7日間」と呼ばれる最終戦争によって滅びます。時代はそれからさらに1000年余りが経過した頃のお話です。

「火の7日間」で地球が燃やされ、大量の化学物資が撒き散らされ発展していた文明も「火の7日間」で焼け死に昔の文明に戻ってしまっていました。さらに化学物質が撒き散らされた事によって生態系がぶっ壊れ地球には『腐海』と呼ばれる死の森が誕生します。その腐海には巨大化した虫が存在しています。そこに王蟲が出てくるんですよね。ここら辺は映画と一緒ですね。

おもしろポイント

しかし、これまた面白いポイントで後々、腐海は土の悪性な毒素を植物が浄化しているということがわかるんですよね。いろんなところに伏線がありそれが最後につながっていく。そして、ここからが映画と違うところです。

映画との違い

そんな滅びかけている地球にも大きな国と小さな国が存在していて、大きな【北の国トルメキア】、大きな【南の国が土鬼(ドルク)】と呼ばれるところです。小さな国としてはナウシカが生まれ育った【風の谷】や職人の国【ペジテ】という国です。【風の谷】も【ペジテ】もトルメキアの同盟国です。土鬼は映画では出てきません。漫画版ではこの土鬼がめちゃくちゃ重要な存在です。土鬼なしでは話せない。

トルメキアと土鬼は滅びかけの地球の中でも、奪い合いをしています。人類というのはいつまで経っても奪い合う生き物なんですかね?土鬼という国は宗教国ぽい感じなんですよね。神聖皇帝と僧侶がいてその皇帝を崇めているような感じです。飛行機が木だったりと土鬼は発展が遅れているのかな?と思わせます。

しかし、なんとトルメキアの軍隊を倒すのに土鬼軍が使っていたのがなんと王蟲。王蟲の子どもを生きたまま串刺しにして連れて王蟲をコントロールしてるんですよね。しかし、王蟲の子どもを生きたまま捕まえて連れて回るなんてなんでそんなことができるんだ?ナウシカは不思議に思うわけです。そこに土鬼の秘密があります。

実は土鬼は科学技術が超発展していて、なんと王蟲を人工的に作り出していたんです。その作り出した王蟲を串刺しにして連れ回したわけです。超ひどい。さらに、土鬼は腐海の植物も人工的に作るわけですよ。今までよりも強力な毒素を出す植物なんです。これをトルメキアに撒き散らして、トルメキアを腐海にしようと企みます。

これがうまくいかず、植物が途中で育ってしまい腐海の成分が全世界に解き放されてしまいます。これが粘菌と呼ばれるもので、全てを腐海にしてしまうほどの強烈な菌。これが今までいた腐海の虫や、王蟲を飲み込んでいきます。菌が一気に広がるわけです。

これで腐海が地球全体に飲み込まれるわけだったんですね。でもこれを止めようとしたのが今までいた、虫や、王蟲。虫や、王蟲が粘菌を食べながら浄化させようとしてくれるわけです。それを知ったナウシカはショックを受けるわけです。これが大海嘯。腐海が全世界を覆っていくわけです。

そこに来るのが巨神兵ナウシカがママがなります。巨神兵がナウシカを守りながら土鬼の中心地にある墓の主のいるところ墓所へ向かいます。実は土鬼の皇帝はコントロールされていて、それが土鬼の中心部にあるお墓。墓所の主が黒幕だったわけです。

ここからがすごい。墓所でのやりとりがすごいんですよ!めっちゃ考えさせられます。

墓所

墓所の主は言うわけです。と言っても、石板なんですよね。そこに文字が少しずつ足されていって言うことを聞くなら科学の力をやるし、権力をやるという契約を土鬼の皇帝は結ばされていたんです。だから、本当の黒幕は墓所の石板だったんです。でナウシカにも言う事を聞くなら、権力をやる。と言うわけです。墓所は王蟲や、巨神兵や腐海は全て作り出していた。

裏ボスです。裏ボスの構想は、「世界を浄化して、その後憎しみや、怒りを持たない人類を再構築する」しかし、ナウシカは否定します。

「世界は暗闇も含めて、世界なんだ」「光だけの世界は存在しない」「綺麗な人類なんてものは、人間じゃない」「汚れることも必要なんだ」「それを無理矢理科学の力で生きていくことは違うんだ」ってそして墓所を破壊します。

そして物語は終了します。

どうですか?

『いや、すごっ』てなりません?詳しくは実際に漫画を読んでもらいたいです。まさに今の時代。マスクなしでは生活できない。人口削減計画とも言われていますよね。今の時代を生きる僕たちに何が大切か?を考えさせる作品だと思います。

気になる方はぜひ読んでみてくださいね~

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