子ども同士のトラブルは大人がなんとしてでも止めろ!
こんばんは!たじです。
今日は、子どものトラブルの考え方について。
1つの質問から始めます。
ぜひ正解を当ててみてください。
質問
あなたの子どもが前を向かずに歩いています。
歩く先には、大きな水溜り。
このまま行くと、彼は確実に水溜りにハマります。
さぁ、あなたはどうしますか?
Aパターン
「ちょっと!危ないって!水溜りにハマるよ!」
と言って彼を引っ張って止める。
Bパターン
「おい!前向かないと危ないぞ!」
と言って注意する。
Cパターン
「………」
何も言わない。
ABC
簡単ですね!
あなたはどれタイプでした?
さぁ正解はなんでしょう〜?
正解は…?
はい!それでは正解を発表します。
ジャガジャガジャガジャガジャーーーン!
はい、正解を求めてしまったあなた!
それこそがナンセンスーー。笑
正解なんてありませんーーー!
たじの考え
水溜りを何かのトラブルだと置き換えてください。
Aパターンはトラブルが起こる前に止める状態。
Bパターンはこのままだとトラブルが起こるよ〜と少し教えてる状態。
Cパターンは何も言わずトラブルになればいいという状態。
僕はCパターントラブルになればいいと思ってます。
なぜか
トラブルが起こることで次、自分でトラブルにならないよう考えるようになるからです。
この場合は
「うわ最悪、水溜りにハマった…びしょびしょや。」
となって、次は水溜りにハマらないように工夫して歩くようになるでしょう。
これがめちゃくちゃ大切。
火に突っ込んでいく
間違えちゃいけないのが、例えば水溜りじゃなくて火に突っ込んでいきそうな場合。
命の危険がある場合です。
この場合は全力で止めなくちゃいけない。
ほとんどいける
でも、ほとんどが水溜りの様な状態。
もしかしたら、ちょっと深い水溜りの時もあるかも。
だけど日本で生きていて、命の危険があるような場面そうそう出会わないです。
こんな状態でも、トラブルを必死に止めよう!トラブルはだめ!という考えの人が多いように感じます。
これが僕はすごく残念だな〜と思います。
例えば
としやくんとじゅんや君同士。友だちとの喧嘩トラブル。
としやくん 「お母さん、今じゅんやと喧嘩しててめっちゃ腹立つわ〜」
母「あら、それは大変!お母さんがなんとかしてあげるわ!」
ピンポーン
としや母「じゅんや君と、としやが喧嘩してるみたいで仲直りしたらいいかなと思うんだけど…」
じゅんや母「そうね〜仲直りさせましょう!」
そして、無事としや君とじゅんや君は仲直りしました。
はい、ハッピーエンド。
ってどうですか?
ほんとにこの2人ハッピーエンド?
これが将来ハッピーエンドになるのか?
こんなことを子どもの時に経験して、これを続けるとどうでしょう?
きっとその瞬間瞬間はハッピーエンドだと思います。でもこれが大人になっても続くのでしょうか?
僕の答えはノーです。
こんな風に周りにお任せし解決してもらっていたら、大人になった時困ると思いませんか?
誰も助けてくれません。自分でなんとかしないいと。
結論
だから僕はCパターン、何も言わないんです。
子どもたちがトラブルになりそうでもなっていてもとりあえず見守る。
ただ、この見極めは重要。極端なことを言うと死にそうになる場合は全力で止めます助けます。(でもそんな場面ほぼないです。)
だからほとんどの場合大人が入り込まない。
子どもたちの世界を作る。
これがこの子たちが大人になった時に効いてくる、注射になります。
今の病気をむやみになんでもすぐに治そうとしないこと。
時間がかかることもあれば、思い通りに治らない時もあります。
でもそんな経験が大人になった時に効いてくる。
『今』に囚われると『未来』が見えません。
『未来』を見ることで『今』必要なことが見えてくると思っています。
明日も未来を見て生きましょう!
それでは!