山下くんの恋愛物語。笑

こんばんは!たじです。

前回お話しした、瞑想で心を平穏に保つ方法読んでいただいた方は今回のお話しが入ってくると思います。

まだ読んでいない方は読んでから、今日のブログを見てください。

今日は、心を平穏に保つために更に一歩進める方法についてです。

前回は、『苦しみ』『怒り』『不安』などのネガティブな感情も受け入れましょう。

そうする事で、自分の中で消化され、【無】の状態になれるというお話しでした。

そこから一歩進む。

『嬉しい』『楽しい』も『苦しみ』『怒り』『不安』も自分の心次第だよ。

そんなお話しです。

結論

それでは結論から。

心を平穏に保つには、事実だけを見ること。

欲や執着、主観を持たずに物事に接することです。

人は欲や執着によって喜びや苦しみを受けます。

仕事、恋愛、お金、全てそうです。

例えば…誰もが経験のある恋愛で話していきます。

僕の物語ではありませんよ〜笑

山下くんの恋物語

加澤中学校には、誰が見ても美人で可愛く、そして性格も良いみんなから愛されている、中学3年生の藤崎さんがいます。

中学2年生の山下くんは、入学してからずーっと藤崎さんが好きでした。

山下くんは藤崎さんを学校で見かけるだけで、それはそれはとてつもなく幸せです。

 

ある時、藤崎さんと同じ委員会になり、話す機会がありました。

山下くんは『あの藤崎さんと話ができた…今日はなんて幸せな日なんだ。もう死んでもいい。』ってくらい幸せの絶頂。

もう山下くんは、藤崎さんを学校で見かけるだけでは、幸せな気持ちにはなれません。

『また話がしたいな〜もっと聞きたいことがたくさんある。』

 

その後委員会で話をする機会が何度かあり、なんと今度は携帯の連絡先を交換することができました。

山下くんは毎日メッセージをやりとりします。

会って話もできるし、会ってない時もメッセージをやりとりできる!

『こんな幸せな時はないぞ!!』と山下くんも大興奮。

でも、藤崎さんからの返事が少しでも遅いと不安になります。

学校で話せても、以前のような幸せは感じません。

山下くんの頭の中は『藤崎さんは何を考えているんだろう。俺の事どう思ってるんだろうな。』と不安でいっぱいです。

 

学校帰り、山下くんは勇気を振り絞って、告白します。

「お、、俺と付き合ってくれっ!」

告白は大成功。

なんと、あの藤崎さんと付き合えることになったのです。

『これが、俺の幸せの絶頂期やーーー!!!!!!ウォー!』

 

それからというもの、学校で藤崎さんが他の男の子と話しているのを見かけると、『あ〜またあの男と喋ってる。』

連絡が返ってこないと、『まさか、昼間のあの男と遊んでるんじゃ…。俺たち付き合ってるのに。ありえん。』

と【不安】【怒り】【嫉妬】【苦しみ】に支配されていきました。

見えてくるもの

どうでしょう?

山下くんは一体何に苦しめられているのでしょう?

始めは『藤崎さんを見かけるだけで、幸せ』だったのに。

見かけるだけでは幸せに感じなくなり、いつの間にか喋ることが当たり前に。

そして付き合い、それが幸せだと思えば。

付き合っているのに、何かに縛られてしまう。

これが【欲】【執着】です。

見方次第

誰も、山下くんを苦しめていません。

苦しめているのは、自分自身。

物事の見方で自分で自分を苦しめている。

事実と感情

だから、事実と感情を分けて見ます。

学校で見かける。事実

それが幸せに感じる。感情

喋れるようになる。事実

それが幸せに感じる。感情

メッセージのやりとりができるようになる。事実

やりとりが幸せ。感情

返ってこなくて不安になる。感情

付き合うことになる。事実

嬉しい。幸せ。感情

藤崎さんが男の子と喋っている。事実

その男がムカつく。感情

受け入れる

こんな風に、事実と感情を見ていくと冷静になります。

そして、起こった物事だけを捉えられるようになります。

あとは、感情なので自分の捉え方次第。

『俺はなぜ、藤崎さんが男と喋っているだけで、ムカつくんだろう?』

『ああ、藤崎さんを独り占めしたいという独占欲か』

となればいい。

欲に支配されない

僕は別に【欲】を捨てた方がいいとは思いません。

【欲】があるから、その人と付き合いたいと思うし、人生をより良くしたいと思う。

だけど、【欲】に支配されないことが大事だと思います。

嬉しいと思う心も【欲】を満たしてくれているからだし、苦しいと思う心も【欲】があるからそう思うだけ。

何かしんどくなったら、【欲】を一度捨てることが平穏に保つ秘訣だと思います。

そんなことができるのが瞑想。

自分に向き合い。感情を受け入れ。欲を捨てていく。

感情を受け入れる事で、欲が捨てられていきます。

こんな風にすれば、きっとあなたにも平穏な毎日が起こっています。

原因と結果

次回は、物事に対する原因と結果のお話し。

例えば…

山下くんが藤崎さんと話ができるようになった。事実。結果。

これが起こるには、何か原因があったからそうなったわけですね。

委員会でたまたま一緒になったから、話ができるようになった。とか

藤崎さんが保健委員に行きそうだったから、山下くんもそれを狙って保健委員を立候補した。とか

結果が起こるには、必ず、原因があるというお話し。

ちょっとよくわからんかもだけど、興味ある方はぜひ次のブログもお楽しみに。

それでは、明日も楽しんで。

楽しむかどうかは自分次第!

山下くんの恋愛物語。笑” に対して1件のコメントがあります。

  1. 高永周寛 より:

    山下クンは、何もかも中途半端だから、苦しいんやよね。

    行くところまで行って、突き抜けてしまえば、そんな執着からくる

    不安、怒り、嫉妬、苦しみなんて、感じなくなり、次のステージに進むのです。

    追いかけているうちは、モテ方が、ぜ~んぜん足りていないのです。

    満たされていないから、欲望に溺れている訳で、そんな必死な山下クン、ちょっと、こわいわ…

    原因は、モテる努力や、研究が、全く足りないからです。

    なのに、そんなやつに限って、ふられてから相手のことを、「アイツが悪い」とか、言うんでしょ?

    答えは、「相手から必要とされていない。」この一択なのです。

    山下クン、その感情を、ぜーったいに、忘れていけない。

    その経験こそが、学びだよ。 人生死ぬまで勉強。

    ボクも、中学生ぐらいまでは、山下クンみたな、純粋さを持っていました。 がんばれ山下クン!

    やったことないけど、禅で、何かを悟るのも、悪くないかも…?! です。

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