みんなからよく聞かれること〜Part1〜
こんばんは!たじです。
今日は
『なぁ、たじはなんでそんな田舎のサッカーチームに行ったん?』
色んな方からこんな失礼な質問を受けるので。笑
なぜ、僕がこんな田舎に来たのか?笑
をお応えします。
日本のサッカーチーム数
日本サッカー協会小学生年代の登録チーム数は2020年度は8,337チーム。
ご存知でしたか?
とんでもない数のチームがあります。
その中で僕が選んだのが『リオペードラ加賀』(以後、リオ)
もちろん、なんとなく選んだわけではありません。
それなら関西のどっか近くのチームでもよかったからね。
わざわざ石川県に来たのには理由があります。
リオじゃないとだめだったんです!!
リオ以外ありえなかったんです!!!
なぜ、わざわざ関西から石川、加賀のチームに来たのか?
それはシンプル。
リオの理念、指導方針に衝撃を受けたからです。
指導理念というのは、チームが掲げているチームのビジョンです。
例えば、『目の前の勝負にこだわる』です。
そして、指導方針とは理念を具体的な方針として示したもの。
『目の前の勝負にこだわる』という理念を掲げているチームの指導方針は、例えば、1対1で絶対負けない。対人形式のトレーニングをたくさんします!みたいな感じでイメージしてもらえます。
リオの理念、指導方針
『目の前の勝負にこだわる』とは全くの正反対と言ってもいいと思います。
『世界で活躍できる人、人材に』です。
そのための指導方針は、選手自ら考える、選手主体で動く。その為の指導です。
絶対に忘れない90分
今でも初めてリオの練習を見た時の衝撃を忘れません。
それはジュニア年代の練習でした。(小学1〜6年生の練習)
何が衝撃的だったか。
指導者の方が全く怒らない。
なので、選手たちもめちゃくちゃ自由にのびのび練習しています。
指導者の方も選手以上に楽しんでる感じ。
その時、僕は聞かずにはいられませんでした。
昴旺輝さんに『え、こんなんで大丈夫なんですか?練習してない子もいますけど…?怒らないんですか?』と聞いたのを覚えています。
そして、その時に返って来た言葉に背筋が”ゾクゾク”としたのを覚えています。
『結局やらされてるだけじゃ意味がない』
僕の人生を振り返ると、”やらされている人生”でした。
高校の時がやらされる人生最上級。
僕が進学したのは、ゴリゴリの体育会系男子校でした。
校則もめちゃ厳しくて、眉毛剃ったらダメ、前髪眉毛にかかったらだめ、腰パンしたらだめ。携帯もちろんだめ。
部活動も先輩、監督の言う事が絶対。
白だと思っても先輩が黒と言うなら黒でした。笑
聞かないとどうなるか?
校則を破るとどうなるか?
グーパンチ、キック、張り手が飛んできます。笑
友だちは先生の張り手で耳の鼓膜破れたりなんてことも…
今思うと強烈でしたね。よく3年間通ったなって。笑
謎のルール多過ぎました。
でもその当時は『なんで眉毛剃ったらあかんの?』なんて聞けない、聞こうともしたくないくらい洗脳されてました。笑
究極的に”やらされてる”状態でした。笑
※今はもちろんこんなことないと思いますよ。
やらされているとどうなるか?
ルールでガチガチに縛って僕たちにやらせる。
すると3年間そのルールを守って過ごします。
だってルールを破ると怖いし。しばかれるし。
部活も一緒です。
監督に怒られるから、先輩にしばかれるからサッカーします。
『やめたい』なんて言おもんなら…て感じ。
卒業後どうなるか?
卒業後、真剣にサッカーする選手は人握り。
僕の周りの友だちほとんどがそうでした。
「いえーい!!今日から自由!!もう部活なんて絶対せえへん。めちゃくちゃ遊ぶぞーー!!」ってほとんどの人が真剣にサッカーをするのを辞めてしまったんですよね。
その中にはめちゃくちゃ巧くてプロになるんじゃない?って人まで。
今だから気づいた
でも今までは僕の中でこれが当たり前、普通でした。
怒られる事でサッカーをやってきた。
校則を守って生活してきた。
怒られないとできない。
やらされないとできない。こうなってたわけです。
そこに正反対の考え方を教えてくれたのがリオ。
昴旺輝さんです。
自ら練習する事の大切さ
だから僕は、「ここで子どもたちと関わりたい!関わらせてもらいたい!」って思いました。
この考え方を持った子どもたちから学びたいと思いました。
この考え方を持った選手がどうなっていくのか近くで見たい!って。
だから僕はリオに来たんです。
まとめ
まとめると。
①自分が歩んできた人生と違う考え方過ぎて衝撃を受けた
②この考え方の方が子どもたちは伸びるのではないか?と思った
③それを知りたい、この考え方で関わりたいって思った
これが僕がリオに来た理由です。
あなたはどう感じますか?
やらされた方がいい。
僕はこれを否定するつもりはありません。
ただ、今はこのリオの考え方に共感しているし、これこそが子どもたちがイキイキ成長する考え方だと思っています。
ぜひあなたの意見も聞きたいので、よろしければご意見、ご感想コメント欄にお願いします。
それではっ!!